お茶飲みしましょ!まずは一息。更新もまったりです。


by ittouan

ガーデン・ムーン・コンサート

先日すてきな演奏会でちょこっとお手伝いをさせていただく機会がありました。
築300年の古民家ですばらしい庭園を見ながらの夜のハープコンサート。
私のお仕事は来場者の皆さんにお茶を淹れてさしあげること。
30~40名ほどのお客様たちはそれぞれ広いお屋敷の縁側に座って、お団子とお茶のセットをゆっくり召し上がり、コンサートの開始を待ちました。

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いよいよ、コンサート開始。
月明かりと竹灯篭の中、アイリッシュハープの調べが響き出し、
優しく郷愁を帯びたその音色が心に染みます。
そして演奏者が独特のユーモアいっぱいの口調でお話を始められると、会場は笑いのうちになごやかな空気に包まれ、そしていつしか大切なメセージが届けられて、胸がいっぱいに。あちこちで目頭を押さえる姿が見られました。

演奏者は永山友美子さん、各地でオペレッタとハープを通して音楽のすばらしさを伝えておられる素敵な方でした。
永山さんは長いことボランティアで病院や児童相談所などでミニコンサートを続けたり、各地の幼稚園、小・中・高校や少年院、養護施設、高齢者施設、刑務所などで音楽活動をされているそうです。その活動の中でたくさんの人たちが音楽の力によって優しい感情を取り戻したり、慰めらてきたのです。

出会った人たちとの交流や垣間見たさまざまな人生の片鱗、永山さんはそれらを静かに短い言葉で語り、私たちに気づきを促してくれました。
どんな人も、どんな子供も皆、愛し愛されるために生まれてくる。
そしてそれは決して特別なことを通してではなく、日常の小さな言葉と思いやり、微笑み、そういう人と人の心のふれあいによって育まれるということ。
何より、家族のあり方が大事なのだということ。

美しい日本庭園でアイルランド民謡や懐かしい日本の童謡、馴染のポップスなどの調べに乗せて大切なことが胸に響き、私はその夜いつまでもその余韻を抱きしめていました。
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by ittouan | 2006-10-29 13:02 | 読んで聴いて観ちゃお