お茶飲みしましょ!まずは一息。更新もまったりです。


by ittouan

カテゴリ:読んで聴いて観ちゃお( 7 )

ライブハウスにて

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もうすぐここに大好きな人が座る。

私のほんの目と鼻の先。


のびやかに、いのちの喜びを。

限りなくやさしく、生きる孤独を。

ふりしぼるように、愛と祈りを。

彼女は歌うだろう。

夢のような心地よさの中で。



開演までの、甘美な時間。

ハーフ&ハーフビールを飲みながら、、、、待つ。

贅沢な、大人の夜。


                        9月22日、ビルボード福岡にて
                        鈴木重子&ウォン・ウィン・ツァン ライブ
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by ittouan | 2008-09-24 00:10 | 読んで聴いて観ちゃお
この夏の仕事は大変だった。
6.7.8月は過密スケジュールの上色々問題もあって、
体力的にも精神的にもけっこう参ってしまった。
疲れを吹き飛ばすべく旅行にも出かけたが、
数日前仕事に復帰した途端今度はギックリ腰をやってしまい…
『夏の疲れがいま出てるんだよ。しばらく安静にね。』との整体の先生の
アドバイスに従ってしばし休養の日々。
そうだ、この際前から行きたかったあのホテルへ静養に行こうと思い立った。
ひなびた温泉街のはずれにある山あいの宿、奥湯元あじさいホテル。
通称プリズンホテルへ。


この宿はね、ちょっと、いやかなり変わってるんです。
まず館内のご案内に注意書きがありまして、、、
『情報収集には万全の配慮を致しておりますが、不慮のガサイレ、
突然のカチコミの際には、冷静に当館係員の支持に従って下さい。』
とか
『館内ロビー・廊下での仁義の交換はご遠慮下さい』なんてね。

どんな殺伐とした心も慰め、荒れすさんだ胸をも洗い清めてくれる極楽の湯に浸かり、
日本一の板長と未来のグランシェフが作る”食べたとたんに笑いがこみ上げてくる料理”を
堪能した後は、カラオケバー『しがらみ』で一杯やりましょうか。

でも何よりね、ここで働く人たちと客たちがいいんです!
ヤクザの親分であるオーナーに、指の足りない男気の番頭とか、
左遷された誇り高きホテルマン、陽気なタガログ語の仲居。
忘れちゃならない、偏屈でどうしようもない小説家とそれをとりまく人たち。
みんな可笑しくって、一生懸命で、ちょっと、いやかなり切ない。
そしてたまたま訪れた客たちの少々こんがらがった人生の糸を、
このホテルは不思議な力でそっとほどいてくれるのです。

訪れたなら必ずや笑って泣けます。
そしてホテルを後にする時、少し心があたたかく晴れやかになっていることでしょう。
もしまだなら、あなたもこの秋出かけてみませんか?
プリズンホテル、おすすめですよ。


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by ittouan | 2008-09-14 12:54 | 読んで聴いて観ちゃお

クールな男に惚れ直し

この人のことが昔から好きでした。
この人の歌にシビレたのは高校生の頃だったかしら。
ちょっと照れくさくてあまりおおっぴらに言えなかったのだけど
この人に男の色気を感じてきました。

近年、本業の芝居でいい仕事が続いていて嬉しく思っていましたが、
それと同時にいつかもう一度、あの歌声を聴かせてくれないかしらと思っていたところ。。。
さっき夫がプレゼントしてくれたんです、これを!



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そう、寺尾聡さんの25年ぶりのアルバム。
あの名盤リフレクションズを当時のメンバーたちと再録音した、その名も
”Re-Cool Reflections "。

かっこいいー!文句なし!
よりクールにアレンジされた懐かしい曲の数々、全然古くなくてに再シビレ。^^

寺尾さん、あなたはやっぱり色っぽい!
いつかライブに行くのが夢です。叶うといいなあ。。。



   皆さんこんばんは。
   すっかり更新が滞ってしまい、ごめんなさい。
   仕事のピークもあと数日、がんばります!
   今夜は今からお友達が食事に来ます。
   楽しい夜になりそうです。
   皆さんも楽しいクリスマスを!
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by ittouan | 2006-12-22 19:48 | 読んで聴いて観ちゃお
先日すてきな演奏会でちょこっとお手伝いをさせていただく機会がありました。
築300年の古民家ですばらしい庭園を見ながらの夜のハープコンサート。
私のお仕事は来場者の皆さんにお茶を淹れてさしあげること。
30~40名ほどのお客様たちはそれぞれ広いお屋敷の縁側に座って、お団子とお茶のセットをゆっくり召し上がり、コンサートの開始を待ちました。

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いよいよ、コンサート開始。
月明かりと竹灯篭の中、アイリッシュハープの調べが響き出し、
優しく郷愁を帯びたその音色が心に染みます。
そして演奏者が独特のユーモアいっぱいの口調でお話を始められると、会場は笑いのうちになごやかな空気に包まれ、そしていつしか大切なメセージが届けられて、胸がいっぱいに。あちこちで目頭を押さえる姿が見られました。

演奏者は永山友美子さん、各地でオペレッタとハープを通して音楽のすばらしさを伝えておられる素敵な方でした。
永山さんは長いことボランティアで病院や児童相談所などでミニコンサートを続けたり、各地の幼稚園、小・中・高校や少年院、養護施設、高齢者施設、刑務所などで音楽活動をされているそうです。その活動の中でたくさんの人たちが音楽の力によって優しい感情を取り戻したり、慰めらてきたのです。

出会った人たちとの交流や垣間見たさまざまな人生の片鱗、永山さんはそれらを静かに短い言葉で語り、私たちに気づきを促してくれました。
どんな人も、どんな子供も皆、愛し愛されるために生まれてくる。
そしてそれは決して特別なことを通してではなく、日常の小さな言葉と思いやり、微笑み、そういう人と人の心のふれあいによって育まれるということ。
何より、家族のあり方が大事なのだということ。

美しい日本庭園でアイルランド民謡や懐かしい日本の童謡、馴染のポップスなどの調べに乗せて大切なことが胸に響き、私はその夜いつまでもその余韻を抱きしめていました。
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by ittouan | 2006-10-29 13:02 | 読んで聴いて観ちゃお
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アイルランドの5人のソロアーティストのユニットケルティック・ウーマン。(この公式HPでCDの視聴もできます。)
アイルランドの伝統音楽をはじめクラシックからポップスまでをカバーし、全米ワールドミュージック・チャートで71週も1位を獲得した大人気のユニットです。
数ヶ月前に夫が買ってきたこのCDを聴いてぞっこんになった私たち夫婦。
昨夜はそのケルティック・ウーマンの初来日コンサートでした。
夫と友人2人と一緒に行って来ました~。
今回夫が入手してくれた席は、なんと前から2列目と4列目。
ステージはほんとに目の前です!

この感動をなんとお伝えしたらよいのでしょう。
あの声、あの歌唱力。
言葉足らずで書くのをやめようかと思ったくらいです。
強いて言うなら、えーっと、、、何度も魂が昇天してしまいました。。。

舞台演出も歌のイメージにピッタリの美しいものでした。
清らかな声で歌いあげる彼女たちはヴィーナス、舞台中踊り跳ねながら奏でるバイオリニストはさながら妖精そのもの。
そしてただ美しいだけではない、ケルトミュージックの哀愁と躍動感も身体に響きます。

悲しい人、イライラしている人
怒っている人、面白くない人、
愛を知っている人、戦争を考えている人、
疲れている人、喜んでいる人
すべての人の心に届けたい。。。
生きていることの喜びと世界の美しさを思い出すことができるから。
…そんな歌声でした。

福岡が初日だった今回のツアー。
これから関西や東京をまわるようです。
もし、ご縁があったらぜひお出かけください。
すばらしい体験があなたを待っています。
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by ittouan | 2006-10-11 17:16 | 読んで聴いて観ちゃお
スターナビゲーションというのをご存知でしょうか。
航海計器のいっさいを、コンパスや時計さえも持たずに、太陽や星、波と風などという自然現象を読み取ることにより針路を定めて航海する古代伝統航海術をスターナビゲーションというのだそうです。西洋社会はこの超人的な技術を長い間信じずに、ただの伝説、偶然と見なしていました。
かつて古代ポリネシア人がこの航海術を駆使して太平洋をカヌーで行き来し、ハワイへ辿り着いたという伝説を実証するために、先祖たちの偉大な建造技術と航海術を再現した外洋カヌーがホクレア号、その航海術を学びハワイに復元させたのがナイノア・トンプソン氏、私の憧れの人です。

そのナイノアさんが福岡で講演をされると聞き、喜び勇んで行って来ました。
かつてドキュメンタリー映画地球交響曲第3番に出演されたのを観てから、その冒険者としての探究心と行動力、勇気と知性、そして自然と人への深い愛情と内なる世界への深遠なまなざしにすっかり魅了されていたのです。まあ、端的に言うと…ただのミーハーファン!

講演は4部構成で2部がナイノアさんのお話。
ところが前夜痛飲して絶不調だった私は1部の方のお話ですでに眠気が。。。
さていよいよナイノアさんのお話。
ああ、生ナイノアに会えるなんて夢のよう。。。夢、夢、ゆめ。。。あれっ??
気がついたら終わってました…!!!
ちなみに4部構成のうち、眠ったのは2部のナイノアさんの講演だけです。
ヒーっ、私のばかばかばかあ!(T T)

講演後気さくにサインや撮影に応じるナイノアさん。
友人から『絶対カメラ持ってきてね』と頼まれて、『もちろんよ』と請け負ったのに…二日酔いで朦朧とした私は何とカメラを忘れて行っていたのです。
『ばかばか!もうっ、一生恨むようっ』と彼女。
ああ、こうやって酒で失ったものって数知れず。。。(T T)

でも、本にサインはしてもらいました。おまけに『アロハ』と優しくハグしてくれたんです!キャーッ~(><)
最後には友人の顔見知りを見つけてその方のカメラで何とか記念写真も撮ってもらい、大満足。友人にもどうやら許してもらいました。^^

来年にはホクレア号は日本に向けて航海し、福岡にも寄港するとのこと。
ホクレア号の功績は長い歴史の中で否定され続けたハワイ人の文化を復興する礎となり、彼らが民族の誇りを取り戻すきっかけとなりました。
ミーハー根性はさておき、海洋民族の文化的遺産とも言えるこの大航海が成功することを心から祈り応援したいと思います。
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by ittouan | 2006-09-24 17:07 | 読んで聴いて観ちゃお

おキツネさんの夢物語

素敵な本に出会いました。『ぼくの・稲荷山戦記』。
夫が先日買ってきて、私にもすすめてくれた文庫です。が、タイイトルを見てあまり気がすすまずに放ってあったのですが、昨日何気なく目を通したら夢中になってしまいました。^^
物語は主人公の中学生がお稲荷さんやおキツネさんと出会って、地元のお山を守っていこうと奮闘する中での成長を描いているユーモラスな児童文学です。
登場人物(人だけじゃなくて神さまたちも)が魅力的で、テンポもよく、あっという間に引き込まれていきました。優しくあたたかい世界に、思わず涙、涙。。
言葉足らずでうまく説明できないので、本文から心に響いた節をご紹介しますね。


『神』とお前たちが呼ぶ存在にも、滅びはあるのだ。
われらは自然の息吹が凝りて生まれし命ゆえに、自然の気の衰えはそのまま、その身にかえる。


これはミコトさま(お稲荷さま)が自らと自然のありようについて語られた箇所です。
自然の気の衰えが神さまをも弱らせる。。。わかるような気がしました。


お稲荷さんに会えるぞう!
なぜそんなに心ひかれるのかはわからなかったけど、とにかくもう一度、あの姿が見られ、声を聞けるんだと思うと、ただただうれしかった。
まだ『信』があったころの人と神さまとの関係は、そんなものだったのかもしれない。

それは例えれば木の葉を渡る風の音と、芽吹きの音と、花が散るときの音(というようなものがあれば、だけど)を言葉にしたような、聞き取ることも口にすることもできないような音の連なりだったんだ。


やさしいミコトさまが大好きになっていくマモル。
神さまの言葉は音としては聞き取れないけれども、自然の中に心で聞く言葉。
ああ本当に、昔の日本人はこんな風に神さまを愛して、神さまの言葉に耳をかたむけたのでしょうね。もう一度、思い出したいですね。


あるものをあるままに認められぬなら、あるものがあるがままに居られる時を呼ぶことはかなうまいよ。

山の開発者である父親を情けなく思い恥じて謝まる青年に、ミコトさまは『哀れ…と思うてやりなさい。』とこう優しく諭されるのです。
あるものをあるままに認める… 本当の意味でこれを実感・体現していくことが出来たら、人生はもっと軽やかに豊かに実りだす気がします。どんなことも…


最後に、つねづね私が感じていた感覚を言い表してくれた一文を。

つまりね、自然を守ってやるなんておこがましい考えじゃなく、おれたち自身を守るために、自然にはいまのままでいてもらわなきゃならないんだ。

山と海、河と緑、遥か大いなる自然と身近に触れることのできる自然。
それらと共に生きるというよりは、それらに生かされていることをかみしめると
ただただありがたいと思います。


物語で一番の山場、いにしえの時を遡る白昼夢の場面は、美しく幻想的です。
あなたもこの秋、おキツネさんの夢に酔うてみてはいかがですか?


<ぼくの・稲荷山戦記> たつみや章  講談社文庫 
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by ittouan | 2006-09-12 15:32 | 読んで聴いて観ちゃお