お茶飲みしましょ!まずは一息。更新もまったりです。


by ittouan

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忘れてはいけないこと

横田早紀江さんが米下院で証言した様子を見た。

めぐみさんは確か私と同い年だ。
親の年齢もほぼ同じ。

違うのは、私が13歳から今日まで
何者かの暴力的な意思により
自由に生きる権利・人権を犯されることはなく
自分の人生を生きてくることができたのに対し、
めぐみさんは人間として最も大切な人生の根幹を
奪われ続けてきたことだ。

めぐみさんの人生を思い、
横田夫妻の年月を思う。
胸の痛み、やりきれない怒り、無力感。

けれど同時に、人の、とりわけ親の愛の大きさと強さを教えられる。
わずかな光明を決して逃さぬよう命がけで尽くしている人たち。

めぐみさん、どうかご無事で。
ご両親が信じて闘い続けている限り、私も祈り続けます。
こんなことしかできませんが、
あなたたちが帰ってくるまで
決して忘れずに、見届けますから。
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by ittouan | 2006-04-28 14:04 | つぶやき

マクロの美



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先日行った宮崎の森でふと足元を見たら、露にぬれた下草たちがキラキラ輝いていました。

美しいジュエリーを見ているようで、思わずシャッターを切りました。

私のつたない写真ではあの輝きを十分にお伝えできないのが残念ですが、

そこは皆様の想像力で補って下さいまし。

つくづく自然は偉大なアーティストだと思います。
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by ittouan | 2006-04-28 12:33 | 自然の恵み

巨木めぐり

2006.4.23(日)

昨日のお茶作り&打ち上げ宴会を堪能した私達一行は五ヶ瀬を後にし、この日は椎葉村の方へと足を伸ばすことにしました。五ヶ瀬を出る途中、何やら良さげな滝があるというので、行ってみることに。

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鵜の子の滝です。

期待以上の景観に、しばしうっとり。












このあと、車はひたすら椎葉へと向かって走ります。次々にあらわれる新緑の山々と渓谷の清流。その美しさに目を奪われながら、「すごい、きれい!」と連呼するばかり。その美しさをたたえる言葉が出てこない語彙力の乏しさが情けない限りです。


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そして、たどり着いたのは椎葉村の国指定天然記念物「八村杉」。
樹齢800年、樹高54m、根回り19m
他の巨樹たちとともに神社を守っている霊木というのでしょうか。
厳かなその佇まいに、思わず手を合わせました。
800年という年月を静かに生きてきた重みに打たれます。



この神社の前の畑に数本のお茶の木がありました。
よく見ると小さな新芽が芽吹いているところです。
そっとその1枚をいただいて口に含んでみました。

あまりお手入れされているとは思えないその木の葉のなんと爽やかでおいしいこと!
この地の空気のなせる技でしょうか?
そういえば、私の二日酔いもすっかり良くなっているではありませんか!!



八村杉から車で15分くらいでしょうか。
どんどん山を登って次に向かったのは森の中にある「大久保の大ヒノキ」です。

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樹高32m
根回り9.3m
樹冠 東西32m
    南北30m
樹齢800年



先の大杉が神社の霊木なら、こちらはおおらかな森の精という感じ。
雨上がりの森はしっとりとして、優しく清浄なエネルギーがあふれているようでした。



いつの間にか誰も話さなくなっていました。
聞こえるのは鳥達のさえずりのみ。
静かな時間がゆっくり流れて、長い間私達はただこの森の精と
向き合っていました。まったりと。


この2日間は、お茶と自然と人のあたたかさに触れた、実によい旅でした。
ご一緒してくれた皆さん、ありがとうございました。
また、行こうね。
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by ittouan | 2006-04-26 00:06 |

釜炒り茶づくりin五ヶ瀬

2006.4.22(土)

五ヶ瀬自然学校主催の釜炒り茶づくりに参加させていただくため、今年も宮崎まで行ってきました。指導は釜炒り茶の名人、興梠洋一さんとそのご家族・ご親戚の皆さんです。

今回は夫や友人達も誘ってのにぎやかな旅に。
みんな最初はとまどい気味でしたが…


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まずは大ベテランのオバチャン(興梠さんのおばさま)がお手本。
お茶が釜の中でバチバチ音をたてて回っています。かなり熱いです。






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炒りが終わるとざるの上で力をこめて揉みます。
お茶の葉の組織をこわして中の水分をしっかり出すのです。
左は興梠さんのお譲ちゃん、ゆみちゃん。
みんなに師匠と呼ばれるほどの手さばきです。





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次はかごの下に炭火を置いて乾燥。

その後また弱火の釜でじっくり炒り続けます。





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ふるいでお茶の大きさをそろえて、粉を選別して出来上がり。
「すごーい、ホントにお茶になったねー。」


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次々と新しい葉が準備されて何度も作業を繰り返すうちに、私達もコツをつかんでいき、ワイワイ楽しみながらのお茶づくりは夕方近くまで続きました。


出来立てのお茶をその場で淹れていただきました。
( ああっ、 飲食に夢中で肝心のお茶の写真がない…)
釜の香りがしっかりと生きて、爽やかで優しい味わい。
手作りならではの味と香りに、一同大感激です。
みんなお茶づくりにすっかりはまってしまった様子。
その興奮は夜半の宴会まで続きました。(^^)


お母さん達が用意してくださった手作りのお料理とおやつの数々も、ホントにおいしくて忘れられません。
興梠さんご一家と五ヶ瀬自然学校の皆様、貴重な体験とあたたかなおもてなしを本当に
ありがとうございました。
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by ittouan | 2006-04-25 20:28 | お茶

名前は祈り

先日友人がこんな詩を転送してくれました。




名前は祈り

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名前はその人の
ためだけに
用意された美しい祈り
若き日の父母が
子に込めた願い

幼きころ毎日毎日数えきれないほど
美しい祈りを授かった

祈りは身体の
一部に変わり
その人となった

だから 心をこめて 呼びかけたい
美しい祈り




名前には特別な何かがあるような気がしてた。
そうか、それは祝福だったのか。
名付けられてからこの世を去るその時まで
名前をよばれるたびに
私達はその祝福をこの身に受け続けるのかも知れない。
そしてその祈りが、その人そのものの一部になる。

そう考えると、ことのほか愛しいではありませんか、
自分の名前、愛する人たちの名前が。

ちなみに私の名前は 一燈美と書いてひとみ。
これからも大事に大事に愛しんでいきたいと
この詩を読んであらためて思いました。

M子、この詩を送ってくれて、ありがとう。
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by ittouan | 2006-04-20 21:30 | 詩とことば

温泉でまったり

4月16日(日)

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午前中は各々勝手にごそごそしていましたが、久しぶりに天気がよいのでどこかへ出かけたくなり、夫と二人で午後から温泉に行くことに。
向かったのは熊本県小国の岳の湯温泉「豊礼の湯」です。

岳の湯までは我が家から車で1時間40分くらい。
道中にはこんな看板もあります。
出ます…って。ハハ
いつ見てもギョッとします。





豊礼の湯はコインタイマー式の家族風呂が人気の温泉で、私のお気に入り。
なんといっても景色が素晴らしい!
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眼前に広がる雄大な湧山(わいたさん)を眺めながら、ゆっくり柔らかいお湯に浸かって
ただ”ボーッ”。
静かな山に時おり響く”ホーホケキョ”。
もう、至福のときです。




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気さくで元気なおかみさんは私が人生の師と仰ぐ人。(こう見えても大胆かつすっごく繊細な花を生けるいけばなの先生でもあります。意外?)
この笑顔に会いたくなって来てしまうのかも。
最高の癒しとばりばりの元気をいつもアリガトウゴザイマス。
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by ittouan | 2006-04-19 08:06 | 自然の恵み

湯たんぽと雨と鈴木重子

ここ2、3日体調がいまひとつすっきりしない。
具合が悪いというほでではないのだけれど。
たぶん低血圧と思う。
血のめぐりが悪いのだろう、特に下半身がやたら冷える。

おとといごろごろ横になっていた私のところに夫がペットボトルにお湯を入れて持ってきた。
ナルホド湯たんぽね♪
どれどれ……おおーっ、これはいいぞ。
2リットルサイズだと両足の裏を暖めて良し、両足で挟み込むようにしてふくらはぎ付近を暖めて良し、ひざの後ろ辺りに置いて足を上げ気味にして寝て良し。気持ちいいっ。

ということで、最低限の家事を終えた私は今日もこの湯たんぽ抱いてひと休みしようとゴロリ。
外はしとしと雨模様。こんな雨はきらいじゃない。
庭もしっとりして、時間がゆっくり過ぎていくよう。

BGMは鈴木重子の”マイ・ベスト・フレンズ”にする。
ちょうどRain Fallという曲も入っているし。
静かに落ちてくる雨の気配と彼女のゆったりとしたリズムが部屋にシンクロする。

湯たんぽと雨と鈴木重子。
妙に合うなー、と一人にんまりソファに横たわってたら、そのうちうとうと。
実に幸せな土曜の昼さがりでした。
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by ittouan | 2006-04-15 16:15 | 日々のあれこれ

手もみ製茶体験

もうすぐですよ~新茶の季節は♪
4月11日(火)、八女郡黒木町で手もみ競技大会が開催され、私たち日本茶インストラクター有志も会場で研修させていただきました。
私は毎年この研修を楽しみにしています。
新茶シーズンに先がけて、その香りを楽しみながら直接お茶に触れることができる喜び!

機械による製茶がほとんどの現在、手もみによる製茶技術は今や伝統技能となっており、福岡では手もみ技術研究会によってその技術が生産者や製茶業の若者たちに継承されています。

手もみ製茶は蒸した生葉をホイロ(下から熱で暖められた台)の上で約4時間かけて揉みながら、最終的に針のように細く撚れたお茶に仕上げていきます。競技大会の選手達は3人1組で時間内にお茶を仕上げ、見た目の美しさや香り、味を競います。
高い技術と体力のいる競技です。

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一方私たち体験組は先生の指導の下、お茶と格闘するも……旨くできませんっ。
だってただ揉めばいいってモンじゃないのです。
揉み方も各工程でそれぞれ違い、複雑なこの技術を本当に取得するには何年もかかるのだそうです。
とりあえず口先だけ元気のよい私たち、交代交代揉みましたがそのうちしゃべり中心に…
途中何度も先生に揉み直していただいて、なんとか最後は立派なお茶に仕上がりました!

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出来たお茶を少し分けていただきました。
帰って淹れてみると、ちょっと生っぽく青い香りと若い芽の渋みが広がって。
うん、手もみの味だ~
今年の新茶も、楽しみです。
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by ittouan | 2006-04-12 08:09 | お茶

野点茶会

春ですね~
昨日は私がお稽古に通っている茶道教室(江戸千家)の野点茶会がありました。茶道を習い始めて早や2年、いや3年近く。
(お茶といってもこちらの方は全然センスなし、の私。いつまでたっても超初級者!)
おまけに着付けもいつまでたっても、ねっ。
朝から着物と格闘すること1時間近く……出来た! あれっ? ちょっと変、かな。
何度も着物と帯をほどきながら、なんと2時間経過……あっ、あれっ???
見るに見かねた夫が突然お向かいさんに走った!
「すみません。帯結んでやってくれませんか?」    
お向かいのおばちゃん、いつもありがとっ。


屋外でのお茶会は私にとっては初めての経験で、道具のしつらえから何もかもが新鮮でした。
集まったのは社中の者(先生の弟子、つまり私達)と、ある方にゆかりのある人たち20名程。


実はこのお茶会、昨年亡くなった社中のKさんの追悼茶会でもありました。
Kさんは先生の友人であり、4人のお孫さんを持つ明るい女性で、二人の娘さんとともに長年教室に通っておられたのですが、昨年の春突然の病に倒れました。

今回はKさんのご主人の希望で、娘さんのお宅の庭にご家族とお友達が集まっての追悼野点茶会となったのです。


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はじめに娘さんがKさんへの供茶のお手前をして、その後は終始くつろいだ雰囲気の中で
茶会が進められました。小さなお孫さん達もお行儀よくお茶を楽しんでくれました。
お茶会のあとは数々の手作り料理をバイキング形式でいただいて、食後はご主人のマジックショー、最後はビンゴゲームまで!とホントに楽しさてんこもりの会でした。


うららかな春の一日。
野点の席にはモンシロチョウがずっと遊びに来ていました。
誰かが 「ほら、蝶になって(Kさんが)来ているよ。」
日常と非日常が交差する中、逝った人を親しいもの達で偲びながら、笑い声も絶えなくて。
これがほんとうのお茶の心、かな。
とっても素敵なお茶会だったと思います。
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by ittouan | 2006-04-10 22:25 | お茶