お茶飲みしましょ!まずは一息。更新もまったりです。


by ittouan

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友へ

浜辺の足あと

ある日 わたしは夢を見ました
浜辺を神と共に歩いている夢を
海の向こうの大空に
わたしは今までの人生の光景が
はっきりと映しだされ
どの光景の前にも浜辺を歩いている
神とわたしの二組の足あとがありました

最後の光景まできたとき
振り返って見ると ところどころ
足あとがひとつしかないことに気づきました
そしてそれはいつもわたしが苦境に落ちて悲しみに
打ちひしがれているときでした

わたしは神に尋ねました
「いつもわたしのそばにいて下さると約束されたのに
どうしてわたしを見放されたのですか」

神は答えておっしゃいました
「わたしの大切ないとし子よ
わたしは決してあなたのそばを離れたことはない
あなたが見た一つの足あと
それは
苦しみや悲しみに傷ついたあなたを
そっと抱きあげ 歩いた
私の足あとなのだ」 と

                 マーガレット・パワーズ



渦中にあってはわからないこと。
試練の影に隠された真実の果実。
けれどあなたはいつだって信じてきたね
浜辺を歩く力強い神の足あとを。

心からありがとうを言いたくて。
がんばってくれたあなたへ。
抱き上げてくださった神様へ。
すべてを無駄にしなかったあなたの叡智に。
誕生と出会いという宇宙の奇跡に。

お誕生日おめでとう!
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by ittouan | 2006-06-30 10:35 | 詩とことば
      清談について

清談をしたくおもいます
物価 税金のはなし おことわり
人の悪口 噂もいや
我が子の報告 逐一もごかんべん
芸術づいた気障なのも やだし
受け売りの政談は ふるふるお助け

日常の暮しからは すっぱり切れて
ふわり漂うはなし
生きてることのおもしろさ おかしさ
哀しさ くだらなさ ひょいと料理して
たべさせてくれる腕ききのコックはいませんか

私もうまくできないので憧れるのです
求む 清談の相手
女に限り 年齢を問わず 報酬なし
当方四十歳 (とし やや サバをよんでいる)

                            
                           茨木のりこ  「言の葉さやげ」より


短大時代、英文学の講義なのになぜか日本の詩人や海外の絵本作家など
その日その日のきまぐれに作品を紹介するという、ちょっと変わった教授がいました。
当時教授が読み聞かせてくれた詩や散文のいくつかは
いまでも私の大切な宝物になっています。
中でも詩人茨木のりこさんとの出会いはとりわけ大きな賜物でした。

久しぶりにいくつかの詩集をめくって、今日はこの詩が響きました。
清談をしたく思います。
本当に、そう思います。
日常は雑多で、時に聞きたくない話も聞こえてくれば、
自分の言葉のうすっぺらさに我ながら嫌気がしてくることもある。
だからこそ、心を潤すちょいといい話や、何かに立ち止まる瞬間、
アハハと笑って元気をもらう、そんな会話が欲しいのです。

そして気がつきました。
ああだからこそ、私はこうして時間とパソコンを使って
ご縁のある方々とひとときを分かちあうことに
喜びを見出しているのだと。

今年2月、天上の人となられた茨木さん。
その作品と生き様そのままに 
きっと凛としてこの世を旅立っていかれたことでしょう。
茨木さん、あなたのようにとはいきませんが
私なりに 清談模索してまいります。

(友人である森のパオちゃんが茨木さんの詩をいくつか紹介していますのでご興味のある方はこちらを。)
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by ittouan | 2006-06-26 13:36 | 詩とことば

山椒にはまる!

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ズバリ、山椒にはまってます!
きっかけはこの春知人宅を訪れた際、山菜の山椒味噌和えをご馳走になったこと。
口中に広がる青い香りに、ノックアウト。
これまではうなぎにふりかける粉山椒くらいしか利用していなかったのです。

それが、先日リンク先のブログ、ヨガと私と養生記のmathaさんのところで粒山椒の醤油漬けを知り、スーパーで安く売っているの見た私は思い切って試してみました。
そしてさらにもう一品HALの賄いキッチンblogのhal84さんの山椒のドライ塩を発見、これにも挑戦!
醤油漬けはまだ漬けたばかりで後日が楽しみですが、ドライ塩の方はでは好物のちりめん山椒にしてみました。。

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うっ、旨ーいっ♪
ご飯はもちろん、冷奴やサラダなど淡白な食材にはうってつけです!
難は食べすぎてしまうこと。たはは…

ちょっとした手間でこんな美味しさが手に入るなんて。。。
山椒のピリッとした風味がお好きでしたら、ぜひぜひお試しあれ!
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by ittouan | 2006-06-24 08:22 | 食べる

温泉番組にお願い

以前何気なく観ていた温泉旅行番組で、鉄道唱歌のメロディーにのせてこんな歌が流れてきました。
「チ○チ○洗うて、尻洗うて~♪」  
ちっ、ちがいます。このブログそういう趣向ではありませんので。(汗っ)
これは九州武雄温泉のある浴場で常連さんたちによる、入浴マナーを促すための歌なのだそうです。この時リポーター(もちろん男性)がしっかり下半身(もちろん上手く隠しながら!)を洗ってから湯船に入るのを初めて観ました。
思わず、「そっ、そうだよーぉ!」と温泉大好きの私は叫んでいました。

昔、親から教えられた入浴法。
湯に入る前に、まず大事なとことお尻を洗うこと。
当たり前だと思っていたことをしていない人のなんと多いことでしょう?
私の家の近所の温泉でも身体を洗わずにお湯に入るのは絶対にタブー、常連さんたちが
一番嫌うことです。でも、ささっとお湯を掛けるだけで入る人がけっこういるのです。
今の世の中、時には行き過ぎとも思えるほどの清潔志向、なのに入浴に関しては無関心な方が多いのですね。若い人に関しては大衆浴場の経験が少なく、親からマナーを教えられることもなかったのかもしれません。でも、年配の方にも時おり見かけられ、なんとも残念。

いくら洗浄便座の普及率が進んでいるとはいえ、やはり気持ちのいいものではありません。
マナー違反を見かけるとついつい心でつぶやいています。
「あのー、身体とくに下半身ちゃんと洗ってから入って下さいな。」
あーあ、実際にこれを浴場で言えたら…
そっかぁー、だから冒頭の歌が生まれたのね。
直接注意するには憚れる。でも、歌なら…言う方も言われる方も気まずくないもんね。

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すべての浴場の脱衣場でこの曲流すってのはどうでしょう?
そしてすべての温泉番組にお願い。
いくら撮影とはいえ、りポーターはいきなりザブンと入るのはやめて、できれば「身体をしっかり洗ってから入ります」とナレーションして欲しい。
こんな気持ちのいい温泉に気持ち良く入りたい、一燈庵からのお願いです。
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by ittouan | 2006-06-21 16:07 | つぶやき

明日があるさ

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お稽古している茶道の研究会で昨日はお茶杓削りを習いました。
竹を小刀で削って茶杓をつくるなんぞ、聞くだけで白旗挙げてましたよ、私は。
不器用が服着て歩いてるようなものですから。

木の台に載せて竹を少しずつ削っていきます。
やってみるとこれは案外オモシロい。
よい精神修養になるかも♪調子に乗ってきましたよ。


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大体の形ができたら、茶杓削り一番の醍醐味、曲げに入ります。
ろうそくの火で竹を炙って一気に曲げてすぐに氷水で冷やすという手順。
まずは隣で削ってた若手のリエちゃんが先行。がんばれー。
ボキッ! 
あー、折っちゃたねー、竹はもう1本あるよ、うん。
どうやら力任せはイケナイらしい。では、私も…
炙って~あちち…えいっ、、、、ザブン(たらいに浸ける)
そーっと水からあげてみると…
何これ、 へら?  
ほとんど曲がってませーん!(泣)

曲げは一回勝負だそうで、やり直すとダメになってしまうらしいのです。
でもさ、どーせ失敗なんだから何回曲げてもいいじゃん!
先生に隠れてその後も炙って曲げてみるけど、やっぱりダメでした、私は。
気力も体力も消耗し、後半はもう飽きちゃって、かなり適当な仕上げに。^^
2本目の竹は削らずにお持ち帰り~
お気づきでしょうか、左上の写真。ビフォーアフターではありません。
左手が渡された竹。一番右がお手本。
そうです、真ん中が…私の作品、バターナイフ?


f0104590_16184143.jpgでもでも、せっかくだから今日はmy茶杓でお茶タイム。
お茶すくえるかなー?おっ、なんとかなる♪
まあ、通常の半分くらいしかすくえないけどね。^^
こうしてみると愛着もわいてきたりして。
一燈庵作、銘は ”あすなろ” と申します。 
そのうちもう1本、削ってみようかなー。
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by ittouan | 2006-06-19 16:12 | お茶

ブログで探す新世界

雨の季節だし~読書と映画三昧でもしようか。
ブログを初めて、あらためて人様の知識や教養・美意識に刺激を受けている私。
そこで今回はご縁ある方々のブログを訪問し、各々の方のライフログの中から
本やDVDを選んでみようと思いました。いつもの自分とは違った世界が覗けるかも!

まずは大型書店をうろうろ。
平松洋子さんの「わたしの台所手帖」pleasure with life のmoochanさんのログから。たまには料理の勉強でもと思っていたので。

隣のコーナーで日本茶に関する新刊本を発見。
おお、これは買わねば!と思い手にとったけど、おっとこれじゃあ、いつものパターンだわ。
今回は新しい世界を発見するための旅、あえてやめときました。

文庫のコーナーではアン・モロウ・Rの「海からの贈物」を。
題名だけは知ってたけど、一花一葉のアツシさんのログとあらば読まないでか!
続いて更紗の国からのreisiaさんのログから「花のレクイエム」
1年12ヶ月それぞれの花を題材にした辻邦生氏の短編小説と山本容子さんの銅版画によるコラボ作品、これは楽しみです。

その他にもふだんはあまり立ち寄らないコーナーも色々覗いてみました。
印象的だったのは料理コーナーにマクロビオテックの本がズラリ並んでいたこと。
時代が求めるものが変わってきましたね。よい方向かも。
あと、大人のための塗り絵とか、芭蕉の奥の細道をペン文字でなぞるなどの練習帳形式の
ものが目立っていましたね。
私もよっぽどスケッチ画の本買おうかと悩んだけど、己を知っている私は自重しました。^^
その代わり、大橋歩さんの「きものでわくわく」をお買い上げ~。
以前図書館で借りてすごく気に入った本なのです。
頁をめくるたび大橋流のコーディネイトに釘付けです!

書店の帰りにはレンタルビデオ屋さんにも寄りました。
お目当ては気の花香のgotennさんのログから、「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
たぶん自分では手にしなかっただろうと思うジャンル。それだけに、何だか楽しみ♪
わくわくしながら検索してもらったら…なんと、置いてないって~
えーっ!無いとなったら尚さら観たいのが人情。
よしっ、今度は別のビデオ屋さんに探しに行くぞ。

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いつも行く本屋さんもビデオ屋さんもこの日は何だか新鮮でした。自分とは違う目で選ぶモノたち。
こんな楽しみを与えてくれるブログの世界、何だか嬉しいい。
でもでも…よーく考えてみると、まるっきり違う感性のものは選んでないんだなー。
これがまたブログつながりの面白いところ、ではないでしょうか。

※記事中の各ブログへは右欄”エキサイトブログ”のリンクからどうぞ。
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by ittouan | 2006-06-17 12:50 | 日々のあれこれ

探しもの、み~つけた!

前の記事を書いたあと、すごい偶然が起こりました。

昨日の早朝起きた地震。
パリで暮らすお茶友だちSさんがいち早くメールをくださいました。
ふだん格別連絡しあうこともないのですが、
こんな時はいつも真っ先に心配してくれる優しさが嬉しい。
異国の地からいつもありがとね!と、遠いパリに思いをはせ、
メールを返したその直後。
ポストに1通のエアメールが…。
見覚えのある文字に心が躍りました。
パリに暮らすもう一人の友人、
しかも消息不明で探していた旧友からの手紙だったのです。

彼女とは学生時代下宿を共にした仲。
フランスのイケメンと結婚し、可愛い娘も授かってパリに暮らすこの友人、
いつしか引っ越して行方不明に。
他に共通の友人も無く、手を尽くすもわからず…。
昨年私がフランスへ旅行した際もとうとう会えなかったのです。

>ふとある人のことを考えていたら翌日電話がかかってきたり、
>本人と出会えたり…こんなことありませんか?
そう一昨日記事に書きながらそれこそ彼女を思い出し、
「そうだ、縁があればきっとまた逢えるだろう」と思っていた私。

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引越していないことを祈りながら書いたという彼女からの手紙。
この夏のバカンスで帰省し、その際に九州に会いに来たいとのこと。
もちろん、大喜びで返信しました。



ねっ、ほーんと不思議と思いません?
もしかして、自分の書いた記事が呼び寄せたのでしょうか??
でもこんな素敵な偶然ならいつでも大歓迎、ですよねっ!
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by ittouan | 2006-06-13 14:30 | 日々のあれこれ

探し物は何ですか?

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自分がちょっと考えていたり
不思議に思っていたりすることが
たとえば何気なく本やTVやブログを見た時に
目に飛び込んでくる…

あるいは、ふとある人のことを考えていたら
翌日電話がかかってきたり、本人と出会えたり…
こんなことありませんか?

ここ最近、そんなことがよくあるような。
探すでも求めるでもなく、ただ出会っていくという感覚。
自分ではそうとは気づかないうちにきっと
出会いたい~とか、知りたい~という光線が身体から出ていて、
それを誰かさんがこれまた知らずにキャッチしてくれるのでしょうか。

そうだとしたら、なーんてお得なんでしょ。
ポイントはたぶん、必死でないこと。
探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で~♪
つまり、頭で探してない状態のとき。
なーんだ、必要なことはみんな準備されているのね!
そう思うと心が軽くなりませんか。

だからといって、何の努力もなしに生きることとは別ですよ!
これは、なーんも考えんでぐうたらしがちな自分への戒めです、はい。

あなたの探しものは何ですか?
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by ittouan | 2006-06-11 14:38 | つぶやき

幻の釜茶を訪ねて~泉村

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これは釜炒り茶をつくる機械ですが、現存するものが
日本にもう数台しかない貴重な釜なのです。
この釜でつくられる青柳茶は今ではもう
幻のお茶とまで言われています。

熊本泉村でこの青柳茶をつくっておられる船本製茶さん。
先日ご縁あってこの名人をお茶仲間数人で訪ね、生葉を持参して実際に機械を回してもらい、その全工程を見せてもらったのです。
まずはお茶でも!と言われて、奥様の手作りの漬物や煮物をお茶請けに、銘茶をいただきました。さっぱりした中に幾重にも広がる香りの余韻。
蒸しのお茶とも他の釜炒り茶とも違う味わいに一同感激。


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お昼はいったん移動してこの日のもう一つの楽しみ、「茶房やませみ」さんでのランチ。
各種里山セミナーなどを開催し、すてきなスローライフを実践されておられる幸山ご夫婦のご自宅兼茶房は手作りの温もりいっぱいのログ調ハウス。いただいたのは「釜茶漬け」と地元の食材を使った手作り料理。
釜茶漬けはこんがり焼いたおにぎりに釜炒り茶をかけていただきます。
んーっ、焼きおにぎりの香ばしさとさっぱりとした風味の釜炒り茶が絶妙!ご夫妻とのなごやかな会話もご馳走です。


午後からは製造に入り、詳しい説明を受けながら実際にお茶づくりの工程を体験。
といっても、機械がまわっている間はまたまたお茶会。
船本さんの友人で、釜炒り茶のもう一人の名人戸高さんも来てくださり、
楽しいお茶談義はいよいよ盛り上がっていきました。
船本さん(右下)の笑顔とお話に、お茶への深い愛と情熱を感じました。

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緑深い山と清流があるだけの静かな里山。
そこで納得のいくお茶づくりを細々とそして大切に続けて
おられるご夫妻の真摯なお姿に、胸が熱くなる思いです。
船本さん、詳しいご指導とあたたかいおもてなしを本当にありがとうございました。
どうぞいつまでもお元気でこの素晴らしいお茶を作り続けて下さいね。
全国にこのお茶を毎年心待ちにしている人がいるのですから。

えっ、青柳茶ってどんなお茶かって?
そもそも釜炒り茶とは?
そうですね、ご存知ない方がほとんでしょうから
お茶そのもののお話はまたいつかゆっくり。(^^)
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by ittouan | 2006-06-10 22:14 | お茶

梅雨入り

本日北部九州も梅雨入り。
ニュースを聞いて、なぜかちょっとほっとした自分がいました。

旅行と新茶シーズン(ただの趣味だけど)が重なったのもあり、
4月末から昨日まで、ブログに書くのも追いつかないくらい出歩いてばかり。
さすがに疲れた、かな?

これから雨のシーズン。
これで少しは家でじっとしてることでしょう。ホントかよ?(^^)
出歩くの大好きな私だけど、実は家でじっとしてるのも嫌いではないのです。
さて、明日から何しよう?

しばらく本も読んでないし、じっくり映画を観るもいい。
梅雨の晴れ間には、プランターの植え替えもしなくっちゃ。
そうだよ、クローゼットの中の衣替えさえしてないんだった!
やたらと溜まった各種茶をじっくり飲み比べながら、
あの人この人に手紙を書こうか。

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今朝もウォーキングの途中、小さな竹林でハチクを手折って持ち帰りました。
タケノコもいよいよ終わりだなーと思いながら、
いつもよりちょっとゆっくり気分で
筍ごはんと煮物を作っていただきました。
春の山菜、また来年楽しませてね。



さてさて梅雨の季節、あなたはどんな風に過ごしますか?
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by ittouan | 2006-06-08 23:19 | 日々のあれこれ