お寺で隠元茶復活?
2007年 01月 30日
長崎にある興福寺。
黄檗宗の開祖、隠元禅師ゆかりのお寺です。
インゲン豆をはじめ円卓やお茶など中国文化を積極的に伝えた隠元さんにちなんで、茶葉を炒って作る釜炒り茶は一部では隠元茶とも呼ばれました。
さて大分に今ではほとんど残っていない手作りの釜炒り茶を作り伝えようという有志クラブがありまして、私も昨年から発起人の一人として正式発足にむけてお手伝い中なのですが、今回縁あってこの興福寺の境内に隠元さんゆかりの茶の苗木を植えることになったのです。
山から自然の茶の苗木を持って伺ったところ、新聞各社が取材に来てました。
エライことになってるよ、オイオイ。^^
私達の代表が色々インタビューを受けるのを横で聞きながら、あちこちに飛躍して収拾がつかない話をいったいどうやって記事にまとめるのか、どんな風に伝わるのか、正直私にはすごく興味ありました。
翌日の各紙を知人などから取り寄せて見ると、、、「隠元茶復活へ植樹」「愛好家グループ苗木届ける」など。さすがプロ、うまくまとまってましたよ。ほっ。。。^^
5月にはこのお寺で釜炒り茶づくりの体験イベントも開催予定です。
お近くの方はぜひどうぞ。^^
お寺や神社に人が集って何かを一緒にするっていいことだと思います。
「季節感がどんどんなくなっている現代、寺ぐらいは昔から伝わる行事や季節の営みを守り伝えねば」というご住職の言葉に頷く私でした。
(お知らせ)
明日から2週間ほどバタバタ・クタクタの予定です。
たぶん更新もコメントもままならないと思いますが、ご了承くださいませ。
by ittouan
| 2007-01-30 22:49
| お茶